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2019.07.26 (Fri) 15:18
絵付けステンドグラス 古典に学ぶ 髪の毛と髭の表現
渡部雄吉写真集「STEINED GLASS」より「三賢王の礼拝」の部分を再現します。
強めにアラビアゴムを入れた酢どきグリザイユで、主だった線を描きます。書き終わったら、水どきグリザイユをかけた時、溶けて流れにくいように、一週間程乾燥させます。
薄目の水どきグリザイユを全体に手早く塗り、バジャーブラシで均一に広げます。
陰影を付けるため、濃い目の水どきグリザイユを入れ、バジャーブラシで広げてぼかします。
バジャーブラシの先端で、全体を軽く叩いて刷毛目抑えます。ここまでの作業を、手早く一度で終わらせます。
羽ペン、鉄ペン、針、木の棒、小筆などで、髪の毛や髭を、資料写真を見ながら削っていきます。
髪の毛や髭を削りながら、陰影の部分などに、水どきグリザイユで加筆してゆきます。終わったら焼成します。
シルバーステインを入れて、焼成します。
習作として、完成です。
終了